ドール投下所

BBS

ドールの皆様はこちらに設定をお書き下さい。
【名前】洋中和何でもありですが、振り仮名の記載をお願いします。
【性別】男・女・無性・両性・不明からお選び下さい。
【享年】人間である範囲内でお願いします。
【都市】都市名をお書き下さい。
【組織/役職】ランデヴードール社かメルヘンシレーヌグループかドールズ・セゾンズでお書き下さい。役職は役職表よりお選び下さい。
【外見】出来るだけ詳しく
【性格】出来るだけ詳しく。
【SV】5つ以上お願いします。
【備考】あれば。

コピペ用

【名前】【性別】【享年】【都市】【組織】【外見】【性格】【SV】【備考】

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浅音さん (8os5atew)2023/7/28 14:40 (No.67764)削除
【名前】海緑(かいりょく)【性別】男【享年】72歳【都市】地上【組織/役職】メルヘンシレーヌグループ/サブトップ【外見】身長153cm。とても華奢だが力は強い。見た目は13歳ぐらい。艶のある黒髪は長く、後ろで緩く一つに結んである。瞳は美しい新緑で、木漏れ日のような優しさを宿している。白いスタンドカラーのシャツの上に、襟部分にダメージ加工の施された、大きめの深緑のTシャツを着ている。白いサルエルパンツに、黒のブーツ。左耳に黒い十字架のピアスをつけている。【性格】飄々とした好々爺。日頃から「神はいない」「ドールは皆憐れなもの」と宣う。人間の行動全てを肯定するわけでも擁護するわけでもないが、あるべき命の形を歪めるのはいただけないらしい。ドールが嫌いなわけではない。世話焼きで、よく誰かを構いたがる。ちなみにポケットには常に何かしらのお菓子が入っているらしい。昔話はあまりしたくないようで、触れるとのらりくらりとはぐらかされる。言いたいこと、言わなければならないことはすぐに言うタイプ。言わぬが花なことは口をつぐむ。コートのことを外套と言ったりするなど、言葉遣いがやや古めかしいところがある。横文字はだいたい通じる。【SV】「わしか?わしは海緑じゃよ。お主の好きなように呼べばよい」「神なぞおらぬよ。何処にも。救いなんて、求めるだけ無駄じゃ」「お前さんは、何を求めてドールになったんじゃ?まさか、何も為したいこともなく生にしがみついた訳ではあるまい」「憐れよの、ドールになった者は皆…。……ほほ、それはわしも同じこと。――なぁ、かような醜い姿を、貴殿は一体誰が愛してくれると思うんじゃ?」「うん?貴殿の体の何処が醜いのか、か?ほほほ、可笑しなことを言うのお。全てに決まっておるではないか。その体は外側だけが綺麗な、中身は虫に侵された大木も同然じゃ。貴殿は、包装さえ美しくあれば、見た目さえ美しくあれば、その料理が何から出来ていても構わないと言うのかえ?」「確かに、人間のやり方に違和を覚えることもある。しかし、のぉ。あるべき蝋燭の長さをこのような形で引き延ばすなど…嗚呼、醜くて仕方ない」「何故、ドールになったのか、かえ?そうじゃの…。強いて言うのなら、贖罪のため、じゃな。此れが贖罪になるのかどうかすら、解らぬがの」「わしは許されてはならんのじゃよ。例えあの子がわしを許そうと…わしがわし自身を許せんのじゃ」「うん?どうした?…腹が減ったとな?仕方ないのぉ…ほれ、飴玉じゃよ。これを舐めておけば少しはマシであろ」「冬が過ぎたからと外套を仕舞うのは構わんが、時々手入れをしてやらんと虫が食うぞえ」「ほほほ、わしの昔話が聞きたい、とな?聞いても楽しいものではないぞえ。言わぬが花ということもあろ」【備考】一人称:わし/二人称:貴殿、お主、お前さん/生前は機械工学を学ぶ生徒が集う大学で教鞭を取っていた。生徒から慕われ、器量のよい妻を持ち、端から見れば誰よりも幸せそうに見えていただろう。ところがある日、彼の妻は何者かによって殺害され、彼は四十九日を待たずに自殺。彼と関わりのあった生徒は皆、口を揃えてこう言った。「あんなにも気丈で真面目な先生が、まさか四十九日すら待たずに死ぬなんて思わなかった」と。まぁ、誰も理由を知らないのであるが。死因はナイフで胸を突いたことによる失血死。遺書には「妻のいない世界で生きていく意味が見出だせなかった。弱い自分を許してくれ」と書いてあったが、真偽は定かでない。メルヘンシレーヌグループとして仕事をしながら、誰かを探しているような素振りが見える。
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ワッフルさん (8pm0nobp)2023/4/28 15:43 (No.58059)削除
【名前】ペルル・ハフリィ
【性別】女の子
【享年】15歳
【都市】空の海 狐日和
【組織】なし
【外見】肩より少し長いストレートの青い髪に、白いメッシュが前髪の左にある。目は右が青、左が銀色のオッドアイ。服装は白いズボンをはいている。青い服に白い上着を羽織るだけの普通の格好をしている。
【性格】子供っぽい。さみしがりや。頭を撫でようとすると、怯えてしまう。時に、とても静かに昔語りすることもある。
【SV】「やっほー!こんにちは!私、ハフリィっていうの!」「…8年前の事だし、妹はもう覚えてすらないのかも。」「私ね!昔妖精だったの!信じるかはあなた次第!」「エッヘン!」「バカな姉と優秀な妹。どっちを好きになるかって、誰でもわかることだ」
【備考】8年前、沢山の子供が誘拐された事件で自殺した女の子。頭を強く擦り付け出血し、大量出血で亡くなった。沢山の子供が解放されたときに遺体も親の元へ帰っている中でもハフリィの親は来なかった。そこからハフリィはここ、空の海へきた
ワッフルさん (8pm0nobp)2023/4/28 15:54削除
閲覧注意です …『私…?』   消えた。消えた。またひとつ。大切な。人が。 私には妹がいた。「お{エラー}ちゃん、私、お花取ってきたよ!」かわいい妹。私は性別が分からない。記憶にはない。でも分かるとしたら、No,062601の数字。盗み聞きしたんだけど、1は男、2は女らしい。どこの数字が性別を表しているのd]…分かった。私、違う、僕は男だ。 ーー …さん…あさん!…母さん!父さん!なんでッッ?!待って?! ー誘拐事件のキオク…懐かしい…  ーーゲホッ…ぐはぁッッなんでッッゲフッぐふっツゥ…やめろッッ?! ーこれは…殴られ、蹴られ、アザは青くって、綺麗だったのを覚えている。血なんか…いつも出てた。ご飯とか、お風呂とか、お手洗いとかはちゃんとしてるのに…いつも殴られてたな…怖いなぁ。ーー~就寝時間~…はぁ…今日も辛かった。何もされない時間が…続けばいいのに。…あれ?僕、ナニヲシテイルノ? ーとうとう頭が壊れた。仲間が一人ずつ、消えていった。ナンデ?ナンデナンデナン{エラーガハッセイシマシタ}ーーナンデ? ミンナ、イナイノ?ソウダ…ーそこからは、机に頭を擦り当てた。何度も何度も何度も。痛くなんかない。        なお、イラストはアイコンメーカーのはりねず版アイコンメーカー2様からいただきました
ワッフルさん (8pm0nobp)2023/6/14 20:36削除
この設定の後に書いた設定資料です。能力なども書かれておりますが生前のころのものなので、はい。
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臨海さん (8p5ac7ng)2023/4/16 23:03 (No.57110)削除
【名前】期上 四季 [このうえ よつき]

【性別】無性

【享年】19歳

【都市】空の海

【組織】無所属

【外見】潤ってツヤのある、細くストレートな髪質をした、濃密なミルクチョコレートみたいな色をしたミディアムヘア。後ろ髪は桜の枝を模った、ピンクゴールドの桜の花弁が垂れる簪でぐるり、と輪を書いて、後ろ側でひとつの団子にしている。前髪は額をさらけ出すように左右に流して下ろし、髪は少し違うビターチョコレートのような麻呂眉と、涼やかな印象を与える細い、宇宙の一角を映したような、海の底に染めたようなロイヤルブルーの吊り目を日の目に晒している。また、右目には涙ぼくろがポツリと置いてあるだろう。それらを乗せたことでなおさら強調される雪のような、白百合の花弁のような皺も毛穴ひとつすら見えないたまご肌。少しツンとたった小さな鼻もどこかキラキラしているだろう。ー。仕事中は玉肌にキラキラ光る雫が伝う姿をよく見かけることだろう。

仕事着は牡丹の描かれたバイオレットの着物を、ロイヤルブルーの川を表現した帯でキツく締めて。黒い狐面を蝶の帯止めに巻き込むことで腰に提げて。椿の描かれたウィスタリアの羽織を前を留めずに、袖を通して蝶のようにひらひらと舞い歩く。足には江戸茶色でラウンドトゥの、5センチ程のスタックドヒールのブーツと、ブーツの上にちんまりと見える靴下に付いた、卯の花色のかわいらしいレース。

視力に特に問題は無いが、左目には栗色のチェーンを垂らしたモノクルをかけて、耳には一層目を引きつける、大振りなルージュの梅結びのイヤリングを、落ちないように注意を払いつつも揺らしている。首には革で出来た濡れ羽色のチョーカーを首輪のようにぎゅうと締め、右手首には灰桜色の、O型バングルをチャリチャリと鳴らしている。また、右手の中指には八代社のスタンプが入ったトパーズ色のインタリオ・リングを嵌めて、左足には錆色のアンクレットをカラカラ転がしている。

極々稀に街で見かけられる私服では、パステルカラーでまとめられたスカートスタイルや、腕やデコルテ、腹や足をさらけ出すショートパンツスタイル、男の子らしく見えるパンツスタイルなど、様々なものが目撃されている。よく見かけられているのはパステルピンクのブラウスとチェックのプリーツスカート、ホワイトのスクールソックスとブラウンのローファー。季節によってはベストやブレザーを着た女子学生風スタイルか、詰襟のカッターシャツに黒のズボン、季節によっては学ランなどの男子学生風スタイルの二種類である。聞いてみると、一番好きな服は着ずに仕舞っているのだと、時々出しては眺めているのだという。話している時の顔はうっとりと、溶けたマシュマロよりも蕩けた、まるで恋する乙女のような顔で、少々店がてんやわんやしたという。最近自分の顔の可愛さに気付いた本人からしてみれば、ロリータ服なんて少女趣味すぎるし恥ずかしいし、もしかしたら似合わないかもしれないから照れながら話しただけである。一応だが『彼』は19歳だということを忘れないでいただきたい。それにしても、すれ違い過ぎではなかろうか。

【性格】いつもこんぺいとうを散らしたような、メルヘンチックな背景が見える気がする笑顔を浮かべて、ちりちりと鈴のような声を纏い、ころころと表情を変える、行儀も正しけりゃ、物覚えもよろしい。そんな店の自慢の看板娘。…ちょっと、いやだいぶ、かなり他の人に粉を撒き散らしていることが少々難点ではあるものの、彼女を目的に来店する客もいるため、店側としては利点だと言えるだろう。本人が自覚している様子はまったくないが。……まぁ、彼女に邪な視線を向ける輩や、現在出禁にされている実際に手を出そうとした輩もいるため、利点だとはっきり言い切れるかと言われると微妙である。また、八代社のレビューは高いため、子連れで来店し、その子供が彼女に一目惚れする、なんてこともよくあることだ。

しかし、彼女は全てを己のみでどうにかしようとする癖と、どうにも謙虚過ぎる節がある。本人曰くは「僕は人が幸せそうなのが見たいだけだから」、と。その結果怒られても問題無いと。そう、花が綻ぶように笑うのだ。まるで聖母マリアの生まれ変わりかと紛うような、たっぷりと慈愛を含ませた声で、顔で、嫌いな自分を犠牲にして、ひとりよがりに満足しているのだ。……そうしたところで、なにか得られる訳でもないのに。感謝も愛も憎しみも、与えられないというのに。

それをわかった上で、彼女は身を削る。定まらない口調、不自然に腕足を庇う動き、ぼんやりと虚ろな目。上げ始めるとキリがないが、どうにも不安定な姿を見受ける。刺繍糸を命綱に、画用紙を綱渡りするような、そんな、よく分からない、不安定。幸運な、いや不運なとある客が言うには、伽藍堂でなんにも思っていないような、そんな虚ろになった、仕事着では無い彼女を見かけたことがあるだとか。常連に聞いてみれば色々と彼女に対する情報は多く出てくるだろう。そしてだいたいのものはこう言う。「自分を頼ってくれたらいいのに」。他にも、ふとした仕草が少し幼いだとか、やたら大人びた顔をするだとか、気付けばすぐ近くにいるような甘えただとか。そんな風に言われることがある。

彼女は随分と運がいい。運、と言うよりかは第六感、と言った方がいいだろう。言ったことが全て本当になるとか、嘘が見破れるとか、そういったことはできないけれども。なんとなく、「あぁ雨が降るな」とか、「あそこには行かない方がいいな」とか。そういったこと…勘がやけにいいのだ。もし生きていたのなら、世界を救うジョーカーにもなったのかもしれないけれども、もう死んでしまったから。切り札は無くなった。


【SV】「いらっしゃいませ。和食料理屋『八代社』、看板ドールの期上四季にございます。お席へご案内いたしますね。…当店では従業員へのお触りは禁止となっております。ダぁメ、です。怖いお顔はおやめになってね。」 「僕?僕は19歳だよ。そうは見えない?ふふ、そう言ってくれるなんて嬉しいよ、ミスタ。でも、ミスタにとって僕は何歳に見えてたの?教えてよ。」 「マドモアゼル、ご注文はお決まりですか?…かしこまりました。少々お待ちくださいませ。…追加オーダー?何がいいの?っふふ、大丈夫、この店の料理は全部愛されてるよ。それとも、僕がキスでもすればいいの?…ふふ、マドモアゼル、お顔が真っ赤よ!慣れてからオーダーしてね、マドモアゼル♡」 「ふふ、僕には棒も穴もないんだ。だから、どっちもわかんない、かな?それともなぁに?ミスタが教えてくださるの?ふふ、冗談だよ、ミスタ。僕はミスタが見つめてくれているだけでいいから。逆におやめになって。怖くてしかたないの。ね、ミスタ?」 「ごきげんようマドモアゼル。こんなところで会うなんて。今日のお召し物も素敵だわ、マドモアゼル。そうだ、ねぇマドモアゼル、僕に似合う服を選んでくださらない?僕、服に詳しくないからわからないから…ねぇおねがい、マドモアゼル…」 「あらボク、どうなさったの?迷子?えっと、ママは一緒?なら、僕が一緒に行ってあげる!どこに行きたいの?それともママの特徴を教えてくれる?泣いてちゃわかんないから、教えて?一人だと危ないわよ、Litle Mr?」 「ハァイ、レディ。そんなに泣いたら目が溶けちゃうよ。ほら泣き止んで、素敵な顔を僕に見せて?うん、いい子。どうしたのか僕に教えてくれない?大丈夫、助けてあげるから。」 「ふふ、こんなにチップを貰っても、僕は差し出せませんよ?それとも、アナタにとっての僕はこれくらいの価値なの?…そうだったら、少し寂しい、かな。増えても困っちゃうってば!」 「……ふぅん。人の子ってそんなに強いものだっけぇ?随分イカれた世界になったのね。なぁ人の子、人類でいるのは楽しいか?はは、そうか!!ほかの生き物を殺すのは楽しいか、良かったなァ!!!…なぜ震えているの?随分青い顔をして。僕、間違ったことは一切言っていないと思うのだけれど。もしかして、人間が弱者だって、漸くお気付きになられた?それとも、僕がバケモノに見えて仕方無いとか?あはは、ここにどれだけバケモノがいると思う?……ここにいる全部がバケモノだよ。だってほら、言うじゃないか。『悪魔は地獄に居ない。一人残らず現世にいる』とか、『悪魔より神の方が人を殺している』とか。ねぇ、人の子。おまえはだれ?」 「ねぇ、僕はちゃんと人間?……ああ、今はドールか。ちゃんとドール、まだドールだよ、うん。問題ないよ。だから、笑って。……確かに笑えるよね。ふふ。さぁ、開店準備しようか!今日は2時に団体様のご予約が入ってるから予約席を空けておくのと、いつもより多めに料理仕込んどかないとダメだよね」 「何を言ってらっしゃるのでしょうか。僕には理解できそうにないです。ごめんなさいね、僕の頭がアナタと同じ程度ではなくて(笑)。それで、なぁに?もしかして、僕に罵倒してもらうためだけに来たなんて無いでしょう?お気付きじゃないの?やっぱりバカ!営業妨害になるから、とっとと出ていってくれる?アナタが居なくなったところで赤字になんてならないから。自分の価値を見直したら?おバカなミ・ス・タ?またのご来店をお待ちしております♡」 「レディ、大きくなったね。もうマドモアゼルだ。…早いね、人の子の成長は。素敵なミスタを見つけてね。あはは、何言ってるの、僕にマドモアゼルと結ばれる資格は無いよ。うぅんと、そうだな、なら、死ぬまではこの店に来てよ。時々でいいから。もし死んでドールになっても、この店は受け入れるから。」 「なぁに?嗚呼、ポイントカードを貯めたからって何でも叶えるとか言うのは真っ赤な嘘だよ、マドモアゼル。それができるのはエイプリル・フールだけ!だから、僕が欲しいなら、エイプリル・フールにいらして?楽しみに待ってるから、ね?」 「っ、ぅ。ひぐ、ぐす…う………っつ、だい、じょうぶよ。まだ平気、生きてられるわ。大丈夫、だいじょうぶ……大丈夫な、はずだから。っ、大丈夫、痛くない、人間じゃない…今度センセのとこ、行かなきゃなぁ。また文句言われるかな。でも、仕方ないよ、ね。ママもパパも、こうしてくれたもん、間違ってないよね。ママとパパは正しいから、合ってるよ……」 「あ、カイセンセ。大丈夫、ただぶつけただけだよ。少しガタが来たのかも、なんて。嘘だよ、終わるつもりないから、安心して。今は終わるなんてもったいないくらいに充実してるもの!そうだセンセ、メニューが変わったの。お暇になったらいらして。今月のチケットも差し上げるわ。使ったって残ってしまうけれど、お許しになって。」 「〜〜〜♪♪、……まぁ、いらしてたのね。いらしてたなら、もっと早くに声をかけてくれたら良かったのに。ああもう、恥ずかしくって仕方ないわ!お席は空いてる好きな場所をお使いになって!ご注文がお決まりになりましたら従業員をお呼びくださいませ!顔が熱くて仕方ないじゃないもう!」

【備考】『曙』のとある一角にある和食料理屋『八代社(はちだいやしろ)』の看板ドール。 / 一人称は僕、四季 (私) / 二人称はアナタ、ミス、ミスタ、ボク、レディ、人の子、あいつ (例外:カイ先生→カイセンセ) / 三人称はあいつら / like 火、鏡、 和食の香り(焼ける味噌とか醤油とかお出汁とか)、油、海、祭り、メイク、プリン、ゼリー、ミネストローネ、ガム、スモア、店の従業員、お客、ドール、店、動物、車、夕暮れ時、夏、毛布、今の自分の姿 / dislike 大量の水、人が生活するのに必要な活動(食事や睡眠など)、家族、曲、シチュー、炭酸系ジュース、氷菓子、警察、学校、排気ガス、夜、暗闇、怒鳴り声、冬、過去の自分 / ランデヴードール社の初期型ドール / 自傷により定期的にカイ先生の病院へ通っている。多くは切り傷。だが『ぶつけただけ』だと言い張る / 左利き / Birthday 6月2日 / 生前の『彼』を含めた彼の家族は初夏に起こった原因不明の火災により×× / イメソン:リコレクションエンドロウル(ツミキ様)、造花(夜人様)、1000年生きてる(いよわ様)、ラストリゾート(Ayase様)、エゴイスト(大沼パセリ様)、ヒガン(john様)、ロウワー(ぬゆり様)、少女ふぜゐ(みきとP様)、SyadouSyadou(azari様)、メルティランドナイトメア(はるまきごはん様)、ヒミツ(mimi様)


【過去】──────音声ファイル[有名和食料理屋看板娘/期上 四季へのインタビュー/過去について]を再生します

「僕?僕はね、ただの子だったよ。給食に出るようなちっちゃいカットフルーツが好きで、トマトが嫌いな子供だった。…少し目の色がヘーゼルじみてて、色の見分けがつかないだけの、ただの子供だったかな。色?色はね、白黒グレーが多かったかな。全部モノクロじゃあなかったけど、もう覚えてないや。あ、あとやけに知識があって、テストの点数がいい、ちっちゃい時はすごい、ってよく言われるタイプの子だったかなぁ。[絹擦れの音]まぁ、でも、僕が生まれた国は異質が嫌いだったから、ママもパパも、クラスメイトの子たちどころか先生ににさえ嫌われてたよ。陰口くらいは当たり前、物が無くなるのも毎回のこと。暴力が振るわれてからが本番、って感じだったなぁ。[ノック音]ああ、女の子中心にたくさんの人に囲まれて襲われたこともあるよ。アレは痛かったなぁ。[物音]もうやりたくないや。だから僕は無性なんだけど。あ、そう、物を無くしたらママに怒られちゃうし、ママにつられてパパも殴ったりしてきたよ。それでママがまだ話してる途中なのにとか、よくわかんない理由で怒って夫婦喧嘩起こしたりね。あの時は巻き込まれないように必死だったよ。え、いつまで、って……嗚呼、そうだ。[乾いた音]僕、保育園とか高校とか、選択制の場所には行ってないんだよね。ママとパパが、お金がもったいないからって。そういうなら働かせてくれたら良かったのにね。え、そうだよ?[ノック音]中学卒業してから働けてた訳でもないよ。ママとパパに、ええと、今だと監禁、って言うんだっけ。僕ずぅーっと監禁されてて、どうしようもなく暇だったかな。だからママとパパが行ってた高校の教科書とか読んでた。ママとパパは別の学校だったから、勉強にはなったかな。それで一応、これはおかしい、ってなったけどもうどうしようもなくてさ。殺すのもダメ、逃げ出すのも出来ない。できることは死ぬだけだったよね。[笑い声]嫌がらせに、寝静まった頃に油をまいて焼けて死んでやったよ。[笑い声]その時?たしか僕が生まれた日だよ。夜空綺麗だった、気がする。あれ、僕いま何年目?何歳だっけ、いつ死んだんだっけ。わかんなくなってきちゃった。えっと、僕は死んだの、じゅう、きゅう?そんなだったっけ。わたし、高校行ってなくて、働いてもなくて、4年?そこまで生きたっけ?わかんない。なんにもわかんない。え、あ。……ごめんね。話戻すね。ママとパパ?僕が焼けた時に死んだよ。実質僕が殺したんだ。だからあいつらはドールにならない。この街には来れない。[笑い声]……あ、ごめんなさい、大丈夫?僕はかわいい看板だよ。怖くなんてないはずなんだけど…怖がらせちゃった、ごめんね。[絹擦れの音][絹擦れの音]僕の過去はそれほどじゃないよ。よくある可哀想な子、ってだけだから。[ノック音]けど、そうだなぁ……僕は、世界の終焉が訪れるまでずぅーっとドールだよ。せっかくかわいい姿で、みんなに見てもらえて、愛でてもらえる。なら、この姿の方が得じゃないか。過去の僕がずっと憧れてたことなんだよ。好きなことができるんだ。だから、僕はランデヴードール社に感謝はあれど、恨みはないよ。逆に迷惑かけてごめんなさい、って言いたいくらい![乾いた音]…それで、なんだったっけ。え?ママとパパ?恨んでないよ。恨むくらいならメニューを考えてる方がよっぽど有意義だもん。それに、……もう名前さえ思い出せないんだ。[ノック音]どうやって恨めばいいの?僕しか知らないのに、僕さえもわかんないんだ。ママとパパに対してなんて、特に思ってないよ。産んでくれたことだけは感謝してるけど。ウソだよ。感謝も恨みもしてない。もう会いたくないってだけ。?僕のお友達?いないよ。何聞いてるの、いじめられっ子に友達なんている訳ないでしょ!でも、そうだなぁ…夢の中でよく会う子ならいたよ。『前の僕』は友達だと思ってた子。真っ白い肌と髪で、真っ赤な目をした子。現実ではあったことなんてないし、寂しかった『僕』が作り出した子とかじゃないかな、って思うよ。実際なんて、僕は知らないよ。外にもでてない、テレビも見てない、ないない尽くしの僕が、何を知ってるって言うんだ。わかるわけないだろ。……まぁ、その子だけが唯一の僕のトモダチ。あ、そういえば、僕はランデヴードール社の初期型ドールなんだよ。とは言っても、カイセンセにほぼほぼ替えて貰ったから、初期型特有の問題とかもないんだけどね。え、見たいの?いいよぉ、見せたげる。腕でもいい?腕以外は脱ぐの大変だからヤなだけなんだけどね。あと腕の方がわかりやすいと思ったし。[絹擦れの音]はい、どぉぞ。関節で引っこ抜いて新しいの入れるみたいな感じだから、特におかしなところは無いと思うんだけど……この包帯?…知りたいの?ナイショ、じゃダメ?ダメかぁ、じゃあ、教えてあげる。ヒミツよ?バレたら怒られるもの。[絹擦れの音]…綺麗でしょ?ちゃんと真っ直ぐ切れたと思うんだけど。あれ、なにか変?だってこれ、自分でつけた傷だもん。おかしなことは言ってないよ。理由?だって、ドールだと痛くないんだもん。ほんとに僕がここにいるのかわかんなくなっちゃった時に、おまじないで切ってるだけだよ。まだここにいる、大丈夫、っていうおまじない!ママとパパがそう言ってたもん。僕を殴りながら『なんでここにいるんだ!』、って。傷つくってことはここにいるってことでしょ?…?何言ってるの、痛くなんてないよ。さっきも言ったじゃない。でも、カイセンセには毎回怒られてるなぁ。もっと気を付けて過ごせって。…でも、そういう時のカイセンセ、いっつもお顔がしわしわなの。四季が嫌になっちゃったのかな。だって四季の怪我変えるの大変だもんね。嫌わないで欲しいな、好いて欲しいわけじゃないよ、嫌わないでよ。……記者さんも、ね?あ、もうおしまい?それじゃあ、取材、お疲れ様でしたぁ。いつか八代社にもいらしてね。サービスするから。そうだ、そのためのクーポンもあげる。特別よ?せめて、僕が動いている間にいらしてね。」
────再生を終了しています………………

音声を再生しますか?

『××県で火災が発生しました。被害者はこの家に住む夫婦の×× ××さん(××)と××さん(××)の二人だそうです。火は××時間後に消し止められたとの事です。警察が捜査していますが未だ不明となっております。』

『××県で原因不明の火災、神の天罰か?!』

『続いてのニュースです。××県で発生した原因不明の火災により意識不明の重体だった夫婦が目を覚ましたとの事です。発火理由は未だ不明となっております。』

『××さん達もお気の毒ですね。身体中の至る所に火傷があると言うんですから……いいえ、それほどでもありませんよ。個数が多いので大変ですがコンシーラーなどで隠すこともできますしね。コンシーラーで隠れるものなんですね。よろしければお使いのコンシーラーを教えて頂けませんでしょうか』

『速報です。××県で原因不明の火災が発生した家に地下があることが判明し、その中で黒く焼け焦げた青年が発見されました。また、彼がこの事件の発火源だと判明しました。少年の身元は判明していません。』

『××県の身元不明の青年は×年前に死亡届の出された被害者夫婦の子供だということです。警察は夫婦に調査協力を任意で申請したとのことです。今後の夫婦の活動に注目して行きたいところです。』

「随分、酷い話だ。嫌いで仕方ない。」

音声の再生を終了します……

『夫婦は地下にいた××くんのことを知らなかったと言っており、ナニカの勘違いではないかと警察は捜査しています。』

『××くんの遺体はやせ細っており、筋肉もあまり見られないことから地下からほとんど動いていなかったのではないかと思われています。』






「知ってるよ。とうに救いの手は失せたんだ。分かりきったことを言わないでくれ。」
Picrewのしおみず式和服女子メーカー様より。お面は顔に着けていません。
Picrewの和洋折衷コーデメーカー様より。柄が少々違いますのでご注意ください。
臨海さん (8p5ac7ng)2023/4/28 07:46削除
【追記】着物は左前に着ている。また、休日はアクセサリーの類が付けられていないこともある。「ー。」は謎の誤字。
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返信1
毛糸さん (8pgsbl4k)2023/4/24 23:51 (No.57729)削除
【名前】立花 響 『タチバナ ヒビキ』
【性別】男
【享年】18
【都市】地上
【組織】メルヘンシレーヌグループ
【外見】髪色は綺麗な紺色で、髪の毛先は緑色に変色してしまっているようだ。髪型は、黒のヘアゴムで髪を結っている。目元は普段白い包帯で巻かれているが、親しき仲になれば、髪を解いて包帯を取ってくれるそうだ。目の色は緑色で、中性的な見た目をしているが、その姿を見たものは未だ少ないという。目の形は少しツリ目気味だが、どこか哀愁漂っているような感じもする。肌の色は普通な感じの色。服装は、防弾チョッキのような、しっかりとした防御力のある黒の戦闘服を着ていて、その上に動きやすい黒いジャケットを着ている、下は戦闘服系統の黒のズボンを履いていてこちらも服と同様に防御力がしっかりとしている。靴は黒いブーツを履いていて、服装は黒統一で通している。先程も言ったが、目元に白の包帯を巻き付けている。一応護身用に、足のホルダーに銃があり、腰には日本刀が一本刺さっていて、その刀もとても丈夫な作りが施されており、並の攻撃じゃ絶対に折れないようになっている。銃は普通な感じのピストルだが、弾丸の装弾数はとても多いものとなっているようだ。身長は168と低めで、目元は隠されているのだが、小柄な体格、顔立ちのせいでよく女性に間違われてしまうらしい。たまに男性として接することがあると、冷静を装っているが内心とても嬉しそうにしているようで、少し照れくさいような表情をうかべる。
【性格】クールで部下や仲間に対してはとても冷静な物言いで指示をしている。そして自分の敵に対しては、冷徹な容赦がない性格になり、一度目をつけられた相手は、絶対に倒すまで追いかけ続けるという執念も持ち合わせているようだ。そして仲がよい相手に対しては、前者のような性格ではなく、凄い変わりようで、とても心優しくなり、包帯もヘアゴムも外して、そんな優しいことを言うので、部下や仲間からは、若干引かれてしまっているくらいだ。このような魅力的な性格となっております。
【SV】普段「ん、名前か....立花 響だよろしく頼むぞ。」「どうした....あぁ、その案件か了解したこっちで済ましとくから大丈夫だ。」「すまないが、俺の私生活について君に語る必要は無いだろう、申し訳ないがな。」敵に対して「...名前か...なんだ、お前に教えてやる義理は微塵も感じない。」「お前は絶対に俺の手で殺すまで追いかけ続けてやるからな、抵抗したらすぐに銃出して楽にしてやるからな」「俺の大切な奴の命を奪った、罪は重いぞ....。」親しい仲の人に対して「ん?名前?えっとね、立花 響!よろしくね?」「ん〜、ごめんごめん...今ちょっと立て込んでてさぁ....それは今度にしてくれるかな、今はちょっと厳しいから..」「えっとぉ、あれかな....なんだろう...ごめんね、力になれなくて...俺にはちょっと分からないや....」
【備考】彼はいつも地上を調査しており、時折拠点に戻ってきては、部下の調査報告を聞きに行ったり、報告書などを眺めているなどをして、バレてしまったらヤバイのに、戻ってくる少し命懸けなことをしているようだ。人間のこともよく見ていて、たまに面白い人間がいると、ソイツのことばっかを観察してしまう。たまにそれで部下に怒られることもしばしば......。
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浅音さん (8os5atew)2023/4/7 18:00 (No.56073)削除
【名前】白藍(しらあい)【性別】男【享年】16歳【都市】清澄【外見】身長153cm。白い髪は短く、さらさら。白藍色の大きな垂れがちの瞳。肌は白く、もちもちしている。目にハイライトがあることは殆どなく、死んだ目をしていることが圧倒的に多い。チャコールグレーの開襟シャツに白藍色の紐をリボン結びにしてつけている。その上に白藍色の和袖の羽織。白いサスペンダー付きのハーフパンツをはき、黒い靴下にソックスガーターをつけている。白いエナメルシューズ。とても華奢。大きな三角の藍色のピアスをつけている。【性格】そこそこ売れっ子の服飾デザイナー。めんどくさがりで眠たがり。「怠い」「眠い」「働きたくない」が口癖。たまに呼吸するのもめんどくさいと感じるときがあるとかないとか。基本は家で引きこもって服飾のデザインをしている。一応ちゃんと締め切りは守る。本人曰く、「対価を貰ったなら、それなりの仕事はしなきゃでしょ」とのこと。根は真面目なのである。やりたいこと、会いたい人が居たからドールになることを選んだ。ただ、相手もドールで見た目が変わっていることが予想されるため、人探しは難航しているらしい。その人を見つけるまでは意地でも終わる気はない。マシュマロ入りのココアが大好物。家事は一通り出来るが、料理だけは壊滅的に出来ない。味覚音痴なので自覚なし。質が悪いタイプの料理下手。警戒心強め。【SV】「んー…白藍…っていう、の…君は…?」「眠いぃ…まだ、寝る…働きたくない…」「ドールなのに、眠いの…多分、性格、なんだろうね…」「君は、綺麗だね…誰の体、継ぎ合わせたのかな…?」「僕の服、好き…?……ふふ、ありがと…」「この世に未練、ねぇ…あるけど…追うだけ無駄なの、解ってる、から…きっと、終わった方が、いいんだろうね…」「やりたいことも、ないなら…終わればいいのに…って…?五月蝿い…僕はまだ、終わる気はない」「え、ご飯、作るな…?頑張って作ろうと思った、のに…まぁ、怠いし、いいけど…」【備考】一人称:僕/二人称:君、呼び捨て、○○くんなど/清澄でデザイナーをしている。そこまで高額な値段は提示しないが、取引先の方から勝手に高めの報酬をくれるので受け取っている。単純に言うのがめんどくさいだけ。食事、睡眠は一応とっている。習慣らしい。『ランデヴードール株式会社』が何を為そうとしているのかは何となく気づいているけど公言すると面倒そうだしそもそも喋るのが怠いし…ということで誰にも話したことはない。関わる気もない。面倒なことは嫌いだからなるべく避けて通りたい。生前はデザインを学ぶ学生だった。今の生活は其なりに気に入っている。病院が物凄く嫌い。
浅音さん (8os5atew)2023/4/9 22:15削除
昔から、綺麗なものが好きだった。きらきらしたビーズや鉱石、晴れた日の空、光を反射する水面。それから――それから、未来を語る君の瞳。
「僕、君が作る服が好きだよ。着る人のことをよく考えてる、優しい人の服だもん」
そう言って、日溜まりみたいに笑った君の顔。其れが凄く眩しかったのを覚えている。
「ねぇねぇ、新しいデザインは?まだ描いてないの?」
「描いて、ないよ…面倒…」
「えぇ~。早く君の新しい服、着たいよ~」
そんな、気だるい放課後の下らない会話も、ころころと変わる君の表情も。机の上に散らばった描きかけのデザインを隠したことも、頬を撫でた風の薫りも。
全部、全部覚えてる。覚えてたところで、取り戻すことなんて不可能に近いって…解ってるのに。
「やだ、やだよ…ッ!なんで、君が居なきゃ、服を作る意味なんて…ッ」
「ごめんね、白藍。……でも僕もう、疲れちゃったんだ」
「だからって、なんで…」
「君のこと、絶対忘れない。白藍の服、どんな服よりも大好き。此れからも、いっぱい服、作ってよ。――幸せに、なってね」
するりと頬を撫でた君の白い手も、その冷たさも、儚くて綺麗な笑顔も。
「またね、白藍」
そう、動いた君の薄い唇も、鈴の鳴るような声も、君がゆっくりと重力に従って落ちていくのも。
――覚えてる。覚えてるんだよ。忘れたいのに、忘れられないんだよ。
(それとも、君が忘れさせてくれないの?)
乾いた笑いを漏らして、背凭れに身を預ける。かつんと音がして、持っていた鉛筆が落ちた。
「……描ける訳、ないだろ…」
机の上には、真っ白な紙が何枚も散らばっていた。
(僕は、君が着てくれるから、服を作ってた、のに…)
肝心の君が居ないんじゃ、意味がない。服なんて、作れる訳がない。
「……寝れて、ないな…」
掠れた声で呟く。日がな猫のように一日中眠っていた僕が眠れていないなんて知ったら、君は笑うだろうか。
「…ッなんで…」
なんで君は死んだの。飛び降りたの。なんで僕の隣から居なくなったの。なんで――
なんで、僕の目の前で死んだの。
何か、僕に出来ることは無かったの?なんでそんなに悩んでたの。話してよ。なんで無理して笑ってたんだよ。なんで幸せになれとか言ったんだよ。なんで、なんで。
(なんで、僕は生きてるんだろう)
そう思い始めた日から、眠れなくなった。病院から睡眠薬が処方された。でも、眠れなかった。
必然的に、飲む量が増えた。でも、もう限界だったんだ。君が居ない世界は、急に色褪せて見えた。色が何処にもないんだ。
(いっぱい飲めば…そしたら、)
夢を見ながら、楽に死ねるだろうか。――夢の中なら、君に会えるだろうか。
躊躇いはなかった。瓶の中にある錠剤を全て口に放り込む。いつもの何倍もの量。意識が薄れていく。
(――嗚呼、酷いね、君は)
ぽろり、涙が一粒零れた。
「ゆめの、なかでぐらい、さ」
顔、見せてくれれば良かったのに。
意識が飛ぶ一瞬前。
君の笑い声が、聞こえた気がした。
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さん (8oqoqivi)2023/4/6 17:29 (No.55945)削除
【名前】Kai・Börner・Clausewitz / カイ・ベルナー・クラウゼヴィッツ
【性別】無性
【享年】29歳
【都市】清澄
【外見】
癖のない、真っ白な髪の持ち主。眠る時以外は後ろで一つに括り、短く纏めてある。長い睫毛に縁取られた紫色の瞳は、常に陰鬱そうに伏せられ、気だるげな色を宿す。
日に当たっていないことは一目瞭然、血の気のない白い肌。端整なつくりの面立ち。……とまぁ、そのうつくしい風貌は正にビスクドールの如く。
体躯は細身で、無駄なく綺麗に引き締まっている。身長174cm程度。正確には測っていない。

服装は可変。常に眼鏡をしていることだけは固定。
治療や診察に臨む時は白衣を着ているが、大した意味はないらしい。自虐的に笑いながら『生前の癖だろ』と語る。
指輪や十字架のネックレス、紺碧のイヤリング……とアクセサリーを好んで身につけている。ただ、これは本人の趣味ではないらしい。

外見は20前後と、相当に若く見える。


【性格】


『やめろ。優しさなど、誰のためにもなりはしない』


厭世家で人間不信、かつ愛情を非常に疎う傾向にある。優しくするのもされるのも、裏に意図を感じてしまうから嫌い。
騒ぎ立てることはない、冷淡で慎重な人物。お世辞にも社交的とは言えないが、話しかけられて無視をするような失礼な人間でもない。礼節・マナー・個人の尊重を理解し、初対面に関しては普段より丁寧。
ただ、普段から言動が威圧的な節があり、本人は全く──びっくりするほど自覚していないものの、言い方、言葉選びは冷酷そのもの。基本的に発言がストレートでオブラートなどカスも存在しておらず、悪口に聞こえることも多い。再三言うが本人に自覚はない。
皮肉屋でリアリストの一面も持ち、ナイフのような鋭い皮肉を突然ぶん投げてくることも。

医者として誇り高く、医療にだけは嘘をつきたくない。自身の医師としての手腕に信用を置き、泰然と『僕ならどうにかしてやれる』と言い放つ。
医学的なことのみ意欲的に動く傾向があり、未だ医術の論文や研究記事を読み漁ることをやめない。『仕事だ』と言い切りながら、患者の経過観察にも余念がない。また、暇があれば、模型等を利用して医療技術の研鑽に精を出している。

『医者』としてはまだ息をしているが『人間』としては既に無呼吸。何事にも欲を見せず、怠惰な目で粗雑な返事をすることも多い。初対面に関しては上記の通り猫を被る気力もあるが、二度目、三度目となると、次第に無気力な本性が姿を見せる。生活もほぼ惰性なので、医療器具が置かれているスペース以外は散らかっている。
食指が動くのは、医療に関すること、患者の云々、……あとは愛情とやさしさの話。
食事に興味は持たないが、食べないでいるのも気持ちが悪いからと食べる方針をとっている。生前の癖でバランスを気にしており、アンバランスな生活習慣や食事を見かけると注意を口走る。
生前と同じ医者を続けている理由は『何も為さず、何者でもない存在にはなりたくない』からだと語る。ここで生きている限り、能無し・無能、あるいはそれに準ずるような人間ではありたくないのだと意志を掲げている。

ただ、無理をしてまでなにかを為そうとは思わない。自他を問わず、自己犠牲は大嫌い。身を削る行為には一切の理解を示さず、引きずってでも休ませようとしてくる。
(※ここに起因して、ランデヴードール株式会社の労働環境をどうかと思っている)

『ランデヴードール株式会社』がドールを増やそうとしていることに関しては知っているものの、それが果てに何を指し示すのか……については知らない。
というより、踏み込んではならないのだろうなと薄く察している。上手く息をするために、下手なことはしないよう心がけている。


この世に未練などないはずだった。それでも自分は息をして、生前と同じように医者をしている。


『しがみついて、息をして。愚かしいのは僕だった』


【備考】
海底都市『清澄』でクリニックを営む医者。
腕の良い医者ではあるが、普通に性格が悪い。お灸を据える意味でわざと痛くすることもある。

腐敗・破損した部品や手足の取り替え等を引き受けており、ランデヴードール株式会社とも繋がりがあるとか、なんとか。
金銭に頓着がないのか、保護者を見受けられない子どもなどに関しては『金は要らん』と口にすることも。
クリニックに名前はつけておらず『医者います』と書かれた看板だけが寂しそうに垂れ下がっている。そのため、初見で病院に類するものだと気づく人はあまりいないんだとか。

病に罹らないドールの体は、わりと嫌いではないらしい。
自分では全く弾けないが、ピアノが好き。暇さえあればクリニックの裏に置かれたオンボロピアノの鍵盤を弾いている。

ドイツ人だが、第一言語のドイツ語の他、日本語、英語、フランス語が堪能。


一人称は「僕」、二人称は「おまえ」、「きみ」。
ホットココアとクッキーの組み合わせが好きだけれど大嫌い。二度と見たくない、と口にする。


【SV】

「カイ・クラウゼヴィッツ。医者だ。で、きみは?患者か?それとも血迷った観光客か?後者なら早く帰れ、僕は暇人じゃないんだ」

「なぜ交換用の部品をこんなに所持しているのか?さて、なぜだろうな。聞くと後悔すると思うが。……それでいい、利口だな、きみは」

「うるさい、やかましい、医療行為を妨げるな。……痛い?当たり前だろ痛くしてるんだよ、何回言っても性懲りもなく怪我してくる愚か者が。反省してもやめないからな」

「この世に未練などないはずだった。この世に愛するものなんてなくなったはずだった。なのに僕はドールの体にしがみついて息をして、生前と同じ医者をして。……ああ結局、愚かしいのは僕だった。忘れられないのは僕だった」

「僕に優しさなど求めるな。……酷い目に遭ったんだ。優しくした奴に裏切られて、本当に優しかった人を亡くした。その程度だ、人にかける優しさなんてその程度だったんだ。なら、惨い世界の方が幾分か愛おしい」

「……ピアノが弾けるなら、弾いてくれないか。僕では綺麗に弾けないんだ。ずいぶん古いピアノだが、まだ、動くはずだから」
picrew/おにいさんメーカー様
さん (8oqoqivi)2023/4/9 21:11削除
【過去】


『────カイさん、ほら、笑ってくださいな。うふふ、ほら、よく撮れました』



生涯を誓った人がいた。


ペール・ブルーのイヤリングがお気に入りの、青い目をしたひと。
友人も多く、穏やかな気質。独り身なのが不思議なほど、愛されるひと。

出逢ったのは霧雨の日。数少ない友人の一人が、悪戯な目で連れて来た。


『カイはね、冷たくて皮肉屋な奴なんだ。でも、悪人じゃないからさ』


僕のことをそう紹介した友人(ずいぶん失礼な話だが)に、あのひとはなんでもない顔で首を傾げていた。

それでニコニコと笑って、ああそうだ、確か。


『あら、まぁ。冷たい人だと思ってお話したら、優しいところが見えないでしょう?』


覚えているよ。覚えているさ。きみの言ったことだ、忘れられるわけがない。


正反対だが、なぜか馬は合った。出来ることとできないこと、2人並べると綺麗に噛み合った。

あのひとは春風のようにやわらかで、ピアノが上手だった。甘い菓子が好きだけれど料理は苦手で、僕が料理をしていると、羨ましそうに項垂れていたものだ。
ホットココアとクッキーが好きなひとだった。ジューン・ブライドに憧れている、少女みたいな人だった。


せっかくだから、結婚式は6月にしよう。花畑の近くにある小さな式場に、仲の良い友人たちをたくさん呼ぼう。

生涯の幸せを結ぶのだと、信じてやまなかった。






『なぜ?そんなの僕が知りたい』



けれど、結婚式を明日に控えた大雨の日。

大事なあの人は、家に帰ってこなかった。
仕事場に連絡を入れても、明日は式だから、と笑顔で帰っていった、としか応えはない。


『なぜ、なのだろうな。嫉妬か、嫌悪か。どちらでも愚かしいことだ』


背筋に走る悪寒を無視して、家を出、傘を片手に探し回る。

二人で行った喫茶店。明日の式場。指輪を見に行った宝飾店。あのひとが好きな場所、思い出の場所、散々走って回った。

どこにもいない。どこにもいない。見つからない。捕まらない。


────そして、警察に後を委ね、夜が明けた。


『僕は……あのひとを守れなかった。愛していたのに』


無惨な姿で息絶えた、いとしいあのひとが見つかったと。────冷たい現実が、朝を告げた。

犯人は職場の後輩。あのひとではなく、僕の。
理由も動機も、すぐに知れた。声高らかに、大人しかったはずの後輩は僕に執着を叫んでいた。


『先輩は騙されてるんです!婚約者なんて嘘だわ、あいつは魔女なの!先輩をおかしくした!』


狂った目の、後輩。
ああそういえば、少し話したことがあったか。……その程度の、関わりだった。

気が弱くて、そのくせ優しい奴だったはずだ。誰もが嫌がることを真面目にこなしていた。そんな奴だった。


あの優しさは、擬似餌か。
狂気を隠すための、贋物。


────本当に優しかったあのひとは、か弱いふりをした化け物に食い殺されてしまった。




もういい。言い訳も慰めも聞きたくない。
ただ、僕の最愛を奪ったことを、後悔させてやりたい。


殺してやろうと思っていた。この手で腸を引き摺り出してやろうと思っていた。

だが、復讐なんて気力もない。
ただただ、自分の輪郭が灰になってゆく。目の前が歪む。

連行される犯人の目の前で、忍ばせていたナイフを取る。


驚いた顔の警官が手を伸ばす前に、首を、


『願わくば、あのひとに会えますように』








ホットココアとクッキーは嫌いだ。大嫌いだ。


『さ、休憩にしましょう、カイさん。ホットココアとクッキー、持って来ましたから』


ピアノが好きだ。……いいや違う。きみの弾く鮮やかな音が好きだった。


『ふふ、いつもじっと聴いていますね。ピアノはお好き?……じゃあ、次はカイさんの好きな曲を弾きましょう』


紺碧のイヤリングは外したくない。


『これ、お気に入りなんです。でも、カイさんが着けてるその指輪も、とってもセンスが良いですね。今度お揃いを買いましょう』



きみの声が聴こえなくなってしまった。
きみはどこにいるのだろう。



『みんなカイさんのこと、気難しいとか、怖いとか言いますけれど。あの人はいい人です。命に真剣で、ひたむきな人よ』



きみの言葉は覚えているのに、きみの声がどこにもないんだ。

亡くしてしまったきみばかり数えていたら、きみといた時のように笑えなくなってしまった。


それでも、それでも。



『愚かだと笑われてもいい。きみを忘れたくない』
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梅雨さん (8otsi0qs)2023/4/8 21:41 (No.56216)削除
【名前】青影 詩(あおかげ うた)「生前」桃里 奏(とうり かなで)
【性別】女
【享年】15歳
【都市】地上
【外見】「生前」明るいピンク色の髪を襟足の長いウルフカットにしており、前髪は目に掛かるぐらいまで伸ばしている。目は少し鋭く冷たい印象を与える吊り目で、瞳は黒翡翠の様に黒く輝く。制服の白と青のセーラー服を着ている。胸元には赤いリボンがある。身長は167cm。身長が高いのもありスタイルが良い。「ドール」髪は肩までの暗い藍色の髪で、前髪は目の上でパッツンにしている。目は幼さの残る丸い目で、瞳はサファイヤの様に青く明るく輝く。生前着ていた物と同じに見える制服のセーラー服を着ている。身長は154cm。全体的に子供っぽく、小学生に間違われる事も。表情がどこか固く、人形らしいと言えばそうなのかもしれない。
【性格】大人っぽくて世話焼き。精神年齢が高いからか落ち着いていて、驚いたり取り乱したりする事はほとんど無い。少しネガティブで暗く、何かに依存しやすい傾向にある。ドールになってから性格が一転していて、ドールになってからは子供っぽい言動が目立ち、天然っぽい言動もする様になっている。ドールになってからはよく笑うが、その子供っぽい笑みは何処か作り物に見える。言動が明るくポジティブっぽく見えるが、一人になると延々と暗い独り言を呟いているとかいないとか。彼女の本当の性格を知る者は居ないのかもしれない。何かトラウマを抱えている様で、たまに何かに取り憑かれた様に叫び続けている時がある。「桃里奏」としての自分はもう既に居ない様で、桃里奏なのか、と聞かれれば否定する。
【SV】一人称…私「生前」僕「初めまして、青影詩です、よろしくお願いします」「僕……じゃなかった、私はそれで良いよ?」「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ、僕は信じない、あの人は僕を裏切ったりしない!!」「桃里奏?ああ、私の親友だよ!……私が奏?そんな訳ないじゃん」「……あの人が居なくなるなんてあり得ないんだ。だから、僕はあの人になろうと思う」「あの人なら、詩なら、こうしてたよね?私、間違ってないよね?」「嫌だ、離れないで!僕を、僕を置いて逝かないで!!詩が居ないと僕は……」
【備考】大好きで大好きで居ないと生きていけない程に依存していた人がいじめで自殺し、後を追う。死んでからドールになれる事を知り、大好きなあの人が生きていて欲しかったという願いからあの人を演じる。自分がどうこうした所であの人が帰らないのは分かっているが、あの人が死んだ事を信じられない、信じたくないのだ。自分が青影詩という人間である様に振る舞うため、生前の事を聞かれたり自分が青影詩では無いと言われる事を酷く嫌う。生前の一人称が僕なのは、あの人が僕っ娘って可愛いよねと言ったから。自分がドールでは無く生きている人間の様に振る舞っているため、食事や睡眠は人間と同じように取る。あの人が好きな物は全て好きだし、あの人が嫌いな物は全て嫌い。だが、あの人が運動好きな事だけは理解出来ない様で、運動は嫌い。
青影 詩?
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